散歩

夏至祭りをしてきた。 夏至祭りというのは、気分の穏やかな2004年5月18日の夕暮れに、その日稼いだ額に見合った贅沢で、河原でのんびり食べて飲む会のことです。参加者はひとり。 昼に読んだ宮沢賢治の気分にひたりながら、去りゆくもの、去っていったもの、…

フットサルのチームに行かなくなって、とたんに風邪を引いてしまった。 失恋と、気分は変わらないのかも知れないね。 このあいだは個人参加の練習試合のために、15キロ先の会場まで自転車で行った。「切り返し、うまかったね」と言われてうれしかった。楽…

夕方、スーツとトレンチコートの、昭和の忘れ形見みたいなサラリーマンが、ママチャリでぼくを追い越していった。 単身赴任で来ている人のように、なんとなく思われた。そういえばずいぶん少なくなったタイプの人種ではないか。典型的な現代人というのは、い…

バイトの面接にいってきた。世間話みたいだった。 人となりがわかっていいのかもしれない。 御社とか将来性とかやりがいとか、言うつもりもなかったけど、ちょっとおどろいた。

ホテルの部屋って不思議な場所だ。 ねじまき鳥を読んでいたので余計そう感じた。

ドトールで本を読んでいた。 隣のテーブルには女の子ばかり四人いて、次の約束まで時間をつぶしているみたいだった。テンションは低め。仲良し度合いも、なんだか微妙。 本を読み終えて帰る支度をしていたら、女友達を顔で選ぶかという話題で盛り上がった。 …